（風景）鯉のぼり ～ 近場の遊水池にて
久し方振りに、ささやかな自然一景に戻ってきました。 長年連れ添って来た家内が入院後僅か4日で急逝して、早や2年半が経ちました。 想像だにもしなかった家内の逝去でしたが、その悲痛にも耐えながら今日に至りました。 同じ環境の読者も居られるかと思いますが、三 食の用意、洗濯、掃除等すべて、この辛い環境乍ら何とか今日に至っています。しかし、人それぞれの環境が違って当然故、自己の立場を強調するのも、如何かと考えます。 何を甘ったれるかと、お叱りを受けましょうが、80歳半ばに至りますと、もう今となっては、当然乍ら寝込まず、唯々健康専一に生活できればの心境で、毎日心を安泰にしながらの余生を送っている今日この頃ですーーー。 それなら、時間が一杯空いて、自由時間があり過ぎるか？と思われますが、どういう事でしょうか、一日があっという間に過ぎ往く毎日を送っています。全く、神経質にもならず、空いている時間には読書なども含めて時間が経過して、今日に至っています。精神的に落ち込むと、家内の遺影に向けて語り合っている自分が、また生気を取り戻しているのかなとも感じています。 可なり、余計な自己弁護になりました。 家内が健在時には、カメラを提げて出かけていたのが、すっかりそれもなくなり、よくも2年半の間、風邪もひかずに生活が出来たことに感謝しかありません。 今日、久し振りに近場の遊 水池に出掛けて、 明日が子供の日でもありますので、鯉のぼりを収めて来ました。全く想いのままにシャッターを切ってきました。 これを機に、健康維持の一助になればの心境で、またカメラを提げて外出する事にしたいものです。 （近場の遊水地にて）